日本を旅するムスリムは、こんなことで困っています ムスリム観光客の声

現在、日本には多くのムスリムが訪れています。
しかし、私たちは十分に彼らをおもてなしできているでしょうか?
彼らの声を聴いてみました。

ムスリムとは?
食事のメニューに英語表記がない

メニューが日本語表記しかなくて困りました。私たちは食材に豚肉やアルコールが含まれているものはタブーなので、心配で注文できません。
(20代 女性 タイ出身)
お祈りの部屋がない

ムスリムにとってお祈りは重要な日課です。インドネシアではどのビルにも礼拝用の部屋があるのですが、日本にはなくて困りました。
(40代 男性 インドネシア出身)
旅程にお祈りの時間を考慮してほしい

パッケージツアーは便利ですが、お祈りの時間が確保されていなくて困りました。少し長めの休憩という形で考慮してもらえると助かります。
(60代 男性 マレーシア出身)



ハラルフードに関する知識が乏しい

ムスリムは戒律で許された食べ物(ハラルフード)しか食べられません。全てを理解すべきとは言いませんが、最低限の知識は持っておいてほしい。

(20代 女性 ブルネイ出身)

お祈りの方角がわからない

ムスリムのお祈りは、キブラ(メッカの方角)に向かって行うことになっています。礼拝場所にはキブラを示す目印を設けてください。

(40代 男性 マレーシア出身)



 

当該情報は、個々のビジネスプロモーションや宗教的な奨励を目的としたものではございません。また、ムスリムの生活スタイルにも個人差があるため、当該情報はあくまで基本的な情報として 内容をご理解の上、実践対応の際にはくれぐれも十分なご配慮と各自の責任をもってご対応下さいますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
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