注意すべきは、食材だけはありません

調味料、調理器具や食器について気にするムスリムもいます。
食材の情報開示をすることは、彼らに安心を提供する一つの方法です。





調味料にも注意が必要です

例えば、和食の調味料としても使用される酢は、酒を原材料にするためハラムとされる場合があります。他にも、みりん、醤油や味噌などの調味料にもアルコールやアルコール成分が入っている場合があるため気をつけましょう。アルコール無添加の調味料を検討するのが好ましいと言えます。



材料が確認できるメニュー表示を

ムスリムには英語メニューを用意することに加え、材料や調味料を併せて表示するとより親切でしょう。気をつけたいのは、自ら「ハラル」と明記しないことです。こちらから提供した情報に基づいて、各自で判断してもらうのが無難です。



調理器具や食器も
専用のものを使用しましょう

食材や調味料をハラルのもので揃えても、豚肉を焼いたものと同じフライパンで調理すれば、料理はハラムになってしまいます。イスラム法にのっとった方法で清めない限り、一度ハラムになった調理器具や食器は洗浄をしてもハラルフードの調理には使用できません。

 

当該情報は、個々のビジネスプロモーションや宗教的な奨励を目的としたものではございません。また、ムスリムの生活スタイルにも個人差があるため、当該情報はあくまで基本的な情報として 内容をご理解の上、実践対応の際にはくれぐれも十分なご配慮と各自の責任をもってご対応下さいますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
Copyright 2013(C) ASEAN- Japan Centre. All Rights Reserved.