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バガン

バガン周辺

旅のヒント

旅のヒント

エーヤワディー川の中流域に広がる平原に、無数のパゴダ(仏塔)や寺院が林立するバガン。1044年、ビルマ族による最初の統一王朝が築いた古都です。パゴダや寺院は広大なエリアに点在しているので移動は計画的に。体力に自信があれば、レンタサイクルでのサイクリングがおすすめです。効率的に巡るならタクシー、のんびりとした情緒を楽しむなら馬車も利用できます。馬車はホテルで手配してもらえますが、乗り物酔いをする人は注意を。さらに、朝夕に熱気球に乗って上空から平原を一望するツアーもおすすめです。

シュエジーゴン・パゴダ

シュエジーゴン・パゴダ

方形の基壇もその上にそびえる巨大な仏塔も金箔で覆われた、バガンを代表するパゴダ。強い日差しを反射し、いっそうきらびやかな姿を見せています。パガン朝屈指の征服王アノーヤター王が11世紀後半に建設に着手し、次代の王が完成させました。仏塔の四隅にも黄金の小仏塔があります。

アーナンダ寺院

アーナンダ寺院

バガンに数ある寺院でももっとも美しいといわれているのがこちらです。一辺63メートルの正方形をした本堂は、3層に重ねた正方形の上にさらに3層の基壇を乗せ、その上に黄金の仏塔がそびえる端正な佇まい。本堂には四方に入口があり、それぞれの奥に9.5メートルほどの仏陀の立像が安置されています。東西の2体は造り直されたものですが、南北2の2体は1091年の創建当時のものです。境内へ入るには、靴を脱いで素足になることを忘れずに。

ダマヤンジー寺院

ダマヤンジー寺院

方形を積み上げた階段ピラミッドのような形状をした頂部が目を引き、均整のとれた美しさを誇っています。12世紀にパガン王朝5代目の王が「もっとも変わった姿で、もっとも精密な細工を施した寺院を」と命じて建造がスタート。しかし、王は暗殺されて工事は中断。今でも未完成のままという逸話の残る寺院です。

タビニュ寺院

タビニュ寺院

高さ65メートルという、バガンの中でもっとも背の高い寺院。1140年にパガン朝のアラウンズィトゥ王によって建立されました。2層構造の上に3段の基壇、そして塔が建っています。周囲には畑が広がっていて、収穫期を終えると牛やヤギが放牧されているなど、ミャンマーらしいのどかな風景が続いています。

考古学博物館

考古学博物館

1階には発掘品と遺跡の模型、パガン朝の人々の風俗、2階には仏像と壁画などが展示されています。パガン朝の歴史を深く知ることができる必見スポットです。建物は新しいものですが、城壁の内側が考古学保護区に指定され、新しい建物や住宅の建設が禁止されているオールドバガンにあるだけに、周囲の遺跡の雰囲気に合わせて古典的なデザインが採用されています。

ゴドーパリィン寺院

高さ55メートルの堂々たるこの寺院は、バガンで2番目の高さを誇ります。1174〜1211年、2代の王の治世にわたって創建されました。白漆喰の城郭のような姿は、オールドバガン地区の中央にあり、各所からその姿を目にすることができます。

シュエグージー寺院

白漆喰の基壇の上に黄金の塔が建つ美しい寺院。1131年に創建されたと伝わっています。ここでは内部の階段をたどって上部のテラスに出ることができるのですが、テラスからの眺めは実にみごと。バガン一の高さを誇るタビニュ寺院を間近に眺められるほか、四方八方にパゴダや寺院が林立する様が一望できます。時間を変えて訪れて、心ゆくまで堪能するのもおすすめです。内部では漆細工が販売されています。

ブパヤー・パゴダ

ブパヤー・パゴダ

エーヤワディー川に面して建つバガン最古のパゴダ。黄金に輝く円筒形の仏塔が目を引きます。パガン朝によって滅ぼされ、その文化が引き継がれたというピュー族が7、8世紀に建立したと伝えられています。また、ここはすぐ前を流れる雄大なエーヤワディー川の遥か彼方に日が沈む夕陽の名所としても知られていて、夕暮れ時には多数の人々が夕涼みがてら集まってきます。バガンきっての古刹から眺めるダイナミックな川の景色を堪能してください。

マハーボディー・パゴダ

マハーボディー・パゴダ

ヒンドゥー教寺院の一般的な形状である四角錐形をした、バガンでは珍しい形をしたパゴダです。ブッダが悟りを開いたと伝わる仏教の聖地、インドのブッダガヤーにある仏塔を模したといわれています。1215年に建造されました。ブバヤー・パゴダのすぐ南側に建っています。

シュエサンドー・パゴダ

パガン王朝の前期となる1057年に建てられたこのパゴダは、日没の頃に最大のハイライトを迎えます。5層に重ねられた基壇の最上部まで登ることができるとあって、その眺めは格別。遥かかなたまで続く無数のパゴダや寺院が、夕日を背景にシルエットとなって大地に浮かび上がる、幻想的な光景を目にすることができるためです。パゴダ北側の寺院ではフレスコ画、南側のお堂では11世紀の涅槃を見ることができます。

ミンガラゼディ

1284年建造というパガン朝最後の仏塔がこちら。痛みがひどく、上部への階段も損傷が目立ちますが、それだけにバガン朝の栄枯盛衰をひしひしと感じることができる遺跡といえるでしょう。ビルマ族初の統一王朝であったパガン朝は北方へと勢力を伸ばしましたが、南下するモンゴル帝国と激突。幾多の戦いの後、13世紀に滅亡したと伝えられています。

スラマニ寺院

オールドバガンの城壁から2キロメートルほど離れた場所にあります。1183年建造の2層構造で、バガンの寺院のなかでもっとも良い状態で保存されていることで知られています。東西南北を向いた4対の仏陀坐像のほか、壁一面に描かれた11世紀のフレスコ画も必見。こうしたフレスコ画は他の寺院の壁にも描かれていましたが、現在鮮明に見ることができるのはここだけとなっています。

マヌーハ寺院

オールドバガン地区から南に続くミィンカバー村にあります。パガン朝のアノーヤター王が滅ぼしたタトォン国王マヌーハが建立したと伝えられているだけに、バガンにある寺院とは異なる姿をしているのが特徴です。なお、この村は漆工芸が盛んで、境内には漆製品を売る少女たちが集まっています。

ダマヤージカ・パゴダ

ダマヤージカ・パゴダ

12世紀に建立された当時のままという赤レンガが残されたパゴダ。5角形の3層の基壇の上のテラスまで登り、塔を一周することができます。この上部からは、パゴダが並び立つバガンらしい風景を眺めることができます。

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