グルメ
日本ではまだまだなじみの薄いミャンマーの料理。それだけに旅先で楽しむグルメ体験は発見の連続になるでしょう。ミャンマーの文化も、民族の伝統が重なり合って発展してきました。もっとも影響を受けているのがインド文化といわれ、長い年月の間にこの地でアレンジを加えたミャンマー料理として溶け込んでいます。現地では脂っぽさは「美味」とされる傾向にあるため、スパイスと合わせて食べていると多少胃腸が疲れることも。都市部には日本料理や中華料理の店もあるので、使い分けましょう。
- 1.ミャンマー料理
- 煮込み料理、サラダ風和えもの、揚げ物、スープ、麺類などが代表的なメニュー。比較的味が濃く、脂っぽいといわれています。ものによってはかなり 辛いメニューもあるでしょう。テーブルの上にたくさんの料理を並べ、ご飯の上に乗せていただくのがミャンマースタイルです。ヤンゴンなど都市部には高級レ ストランから食堂、屋台までさまざまなスタイルの料理店がそろっています。
- 2.ヒン
- ミャンマー料理の中心的な存在となる煮込み料理。ミャンマー風カレーもこの中のひとつで、カレー以外にも多種多様なおかずがあります。辛さも味付けもさまざまですが、タマネギをスパイスで炒めたものをベースに、マトン、チキン、ポーク、ヤギなどの肉や各種のシーフードを加えて煮込むのが基本です。
- 3.モヒンガー
- ミャンマーに数多い麺料理を代表するメニュー。米粉から作られる麺をゆでて水気を切り、魚をベースにした汁をかけ、ゆで卵やさつま揚げ、ライム、香草などをトッピングしていただきます。屋台で味わえば地元っ子気分が満喫できるでしょう。
- 4.お菓子・お茶受け
- モチ米や各種の南国フルーツ、ゴマ、ピーナッツを使ったなど、ミャンマーにもさまざまなスイーツがあります。午後のひととき、紅茶とともに味わってみるのはいかがでしょうか。ユニークな伝統食としては、ラペットゥがあります。これは発酵させた茶葉(ラッペ)と、ピーナッツや揚げニンニク、豆、干しエビ、ゴマなどを合わせて塩をかけ、ピーナッツオイルで和えて食べるお茶受けです。茶葉を食べる習慣のあるミャンマーならではの珍味といえるでしょう。




