- Info
国内交通
- 1.空港から市内へ
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- ニノイ・アキノ国際空港からマニラへ
空港からマニラ市内中心部までは約10キロメートル。所要時間は車で約40分〜1時間です。空港のロビーには、公衆電話、携帯電話のプリペイドカード店、クーポンタクシー申し込みカウンターなどがあります。
- タクシー
空港から市内まではタクシーを利用するのが一般的です。クーポンタクシー(エアポートタクシー)は、専用カウンターで申し込み、チケットを受け取ったうえで指定されたタクシーに乗り込みます。料金は定額制で前払い。おおむね300ペソ〜になります。白タクや料金メーターのないタクシーもありますので、クーポンタクシーを利用することをおすすめします。
- その他
ホテルを予約している人は、ホテルが空港からの送迎サービスを行っている場合がありますので予約時に確認しておきましょう。
- マクタン国際空港からセブ市内へ
空港はセブ島に隣接するマクタン島のラプラプ市にあります。両島はマンダウェ・マクタン大橋で結ばれていて、セブ市街までは約15キロメートル、車で約30分です。
- タクシー
セブ市街やマクタン島のリゾートまでは、タクシーまたは運転手付きのレンタカーで行くのが一般的です。料金は定額制でセブ市内が500ペソ前後、マクタン島のリゾートへは300ペソ程度になります。
- その他
マクタン島のリゾートへはホテルの送迎サービスを利用すると便利です。予約時に送迎サービスの有無を確認し、予約しておきましょう。
- 2.国内線
- 7000以上の島々からなるフィリピンではもっとも便利な移動手段として国内線が多数就航しています。全国に35以上の空港があり、基点となるマニラからダバオ、プエルト・プリンセサなど各地に行くことができます。主要航空会社はフィリピン航空のほか、リゾートエリアでは小規模な航空会社が運航しています。
- 3.鉄道(LRT/MRT)
- マニラ市内には、現在LRT(高架鉄道)2路線、MRT(首都圏鉄道)1路線の計3路線が営業していて、運行本数も多く、渋滞の多いマニラでは大変便利です。観光での活用度がもっとも高いのが、交通渋滞のメッカであるロハス通りに平行したタフト通りを走るLRT1(イエローライン)。カロオカン市のモニュメント駅からパサイ市のバクララン駅までを南北に結んでいます。LRT2(パープルライン)はサントラン駅からレクト駅までを東西に走る線で、レクト駅でLRT1のD.ホセ駅に、クバオ駅でMRTに接続できます。MRTは、ノース・アベニュー駅からケソン市を経由してマカティ市のタフト駅に至るもの。タフト駅とLRT1のエドサ駅は遊歩道で接続されています。料金はLRTが10ペソまたは15ペソ、MRTは1区間15ペソ。いずれもカード式の切符を購入し、改札を通して乗車します。プリペイドカードも販売されていますが、LRT・MRTの相互利用はできません。その他、マニラからサン・フエルナンド、パナイ島イロイロからロハスの間に鉄道が走っています。
- 4.バス
- マニラ市内の路線バスは、ルートが複雑なうえ渋滞も多く、旅行者が乗りこなすには慣れが必要です。ダウンタウン〜ケソン〜クバオ〜マカテイ〜パサイなど、メトロ・マニラの市内循環バスがメインとなります。また、長距離バスは各地で多数の路線があり、リーズナブルな運賃でよく利用されています。とくにマニラを起点とする路線は充実していて、バギオなどの北部ルソン方面、バタンガス、レガスピなどの南部ルソン方面と充実しています。予約やチケットの購入は各会社のバスターミナルへ。
- 5.タクシー
- マニラやセブにはメーター制のタクシーが走っています。乗車した際はメーターが正しく作動しているかを確認しましょう。市内観光などでタクシーを長時間利用する際は、時間単位でチャーターすることもできます。事前に値段交渉をし、降りる際は料金の10パーセント程度のチップを払うのが一般的です。また、マニラにはメガタクシーと呼ばれる相乗りのタクシーも走っています。定員は10人程度で、フロントガラスに行き先が表示してあるので、行き先や運賃を確かめて乗りましょう。
- 6.レンタカー
- フィリピンのレンタカーは運転手付きのスタイルが一般的です。通常は空港やホテルの前などで客待ちをしていますが、高級ホテルにはレンタカーの案内所も設けられています。料金は普通車で1日US$100前後、ガソリン代のほか走行マイル料金も加算されます。旅行者自身が運転する場合は国際運転免許証(年齢25歳以上)が必要ですが、交通事情が複雑なマニラでの運転は避けたほうがいいでしょう。
- 7.ジープニー
- マニラなど大都市では中距離、その他の地域では中・長距離で活躍するフィリピンを代表する乗り物です。アメリカ軍が使用した中古ジープを改造したものが原型で、派手な装飾が目印です。後部に造られた座席に8〜10人が乗車できます。フロントガラスまたは車体横に行き先が表示されているので、料金とともに確認してから乗車しましょう。
- 8.トライシクル
- オートバイの横にサイドカーを付けた三輪車です。マニラ中心部ではあまり見られませんが、郊外や地方都市に行くとジープニーに次いで利用されています。通常、サイドカーに2人、運転手の後ろに1人の計3人乗りですが、大きさによって6人程度乗れるものもあります。
- 9.カレッサ
- 1頭立ての二輪馬車で、スペインから伝わったというフィリピン伝統の乗り物です。マニラでは観光用のものがカレッサ通りなどを走っていて、料金は交渉制。観光アトラクションとして楽しむのがいいでしょう。
 マニラを走るMRT(メトロスター)
 マニラ市内を走るバス
 ジープニー(右)とメガタクシー(左)
 色鮮やかなトライシクル
 カレッサと呼ばれる二輪馬車

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