特産品・おみやげ
ラオスみやげの中心となるのは、人々が古くから使ってきた実用品やそこに多少のアレンジを加えた品々。自然の素材を伝統的な手法で作り上げた、ナチュラルテイストが魅力となっています。なかでも人気を集めているのが、女性の巻きスカートである「シン」などの織物。各地のマーケットのほか、ビエンチャンやルアンパバーンなどの専門店で購入することができます。
- 1.絹織物
- 隣国タイの影響を受けて発展したラオスの絹織物。円筒状の女性用腰巻「シン」は、各地の民族衣装にもなっていて広く普及しています。特に品質が高いといわれているのが、サムヌアを中心とするラオス北東部のもの。幾何学的でシンプルな柄と天然染料による淡い色彩が特徴で、外国人旅行者には腰巻としてだけでなく、インテリアファブリックとしても人気を集めています。
- 2.竹製品
- 食材の保存、弁当箱、雑貨入れなどとして、今でも人々の生活用品として使われている竹製品「ティップカオ」。観光地周辺に集まる露店や都市部のショップでたくさんの竹製品を見かけますが、ほぼすべてが手作りだといいます。「シン」同様にインテリアとしても利用できそうです。
- 3.ラオスコーヒー
- ラオスで人々に愛されている飲み物のひとつが、フランスの影響を受けて生まれた「カフェ・ラーオ」。豆を粉末状に細かく挽いたものを布でドリップし、この濃いコーヒーに練乳や砂糖をたっぷりと入れて飲むもので、通常のコーヒーとは区別されています。メコン川を眺めながら飲むカフェ・ラーオはまた格別で、旅が終わる頃には買って帰りたくなる人も多いはず。みやげ物店やマーケットで粉末状のものが売られているので、ぜひどうぞ。


