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グルメ

旅慣れた人ほど、一度訪れると「ハマる」というラオス。その理由のひとつがラオス料理にあることはいうまでもないでしょう。日本でも地産地消といった概念が見直されつつありますが、素朴な伝統が生きる国ラオスはまさにローカルフードの宝庫。メコン川、あるいは美しい野山を見ながら囲む食卓では、ラオスの自然が育んだ幸と、長い歴史に裏打ちされた食文化が心を満たしてくれるはずです。地方に行くと、昆虫、野鳥、モグラなど日本では見かけない食材に出会えることもあります。

1.ラオス料理
ラオスは、タイのイサーン(東北部)と歴史的・文化的つながりが深いため、料理でもタイ料理との共通点が多々見られます。主食は米ですが、ラオスではうるち米はほとんど用いられずもち米が主流。黒米を入れて蒸す場合もあり、米食文化の多様性を実感させてくれます。これを肉や魚料理、野菜料理、スープなどのおかずとともに手でつかんでいただくのがラオス流。もちろん箸を使うのもいいですが、郷に入ればの感覚で滞在中はラオス式マナーを体験してみるのもおすすめです。全般的に辛い料理が多くなります。注文の際に辛さを控えてもらったり、麺など辛くないものを取り入れたりして調整を。

  • カオソーイ
    ルアンパバーンなどラオス北部の名物麺料理。米粉で作る太麺に鶏や豚からとるスープがからんで美味。辛味噌を好みの量だけ入れていただきます。
  • ラープ
    ひき肉にハーブやスパイスを加えて和えた、ラオスを代表する肉料理。肉は鶏、牛、豚から選びます。ラオス語で「幸せ」の意味から、お祝いの席に欠かせません。
  • カイペーン
    メコン川でとれる川海苔を使ったルアンパバーンの特産品。ゴマをからめ、軽く揚げてあるもので、ビアラオ(ラオスビール)やラオラーオ(ラオスの焼酎)との相性がバツグン!左党でない方もぜひ味わってみてください。
  • ヤムサラット
    言うなれば、ラオスの野菜サラダ。数種の野菜に甘みのあるドレッシングをかけていただきます。
  • タムマークフン
    青いパパイヤを千切りにし、沢ガニなどを加えて調味料で和えたもの。タイのソムタムと同じ料理です。
  • ピンカイ
    甘じょっぱいタレをかけて豪快に焼いた焼き鳥。ラオスの鶏は地鶏のため、しっかりとした鶏の旨味がして後を引きます。
  • カオニャオ
    ラオスの主食となるのが、蒸したもち米。竹で編んだティップカオで出され、手で少しずつつまんで食べます。
  • カオラーム
    竹筒にもち米とココナッツミルク、砂糖を入れて蒸した、優しい味わいの伝統菓子。白いもち米の変わりに、古代米のような赤・黒米を用いる場合や、小豆やゴマを加えることがあります。
カオソーイ(ラオス北部名物の麺) カオソーイ(ラオス北部名物の麺)
ぜひ味わいたいラープ ぜひ味わいたいラープ
お酒のつまみにはカイペーン(川海苔) お酒のつまみにはカイペーン(川海苔)
ヤムサラットでヘルシーに ヤムサラットでヘルシーに
青いパパイヤを楽しむタムマークフン 青いパパイヤを楽しむタムマークフン
主食はモチ米のカオニャオ 主食はモチ米のカオニャオ
カオラーム(竹の筒入り赤飯) カオラーム(竹の筒入り赤飯)
おやつに食べたい焼きバナナ おやつに食べたい焼きバナナ
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