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バリ島

バリ島

旅のヒント

旅のヒント バリ島

コバルトブルーの海に囲まれたバリ島。人々が篤く信仰するバリ・ヒンドゥー教の伝統文化が今なお生活の中に息づき、「神々がすむ島」と呼ばれています。島はちょうど扇子を広げたような形状で、扇子の要に当たるエリアに繁華街やおもなビーチが集まっています。そこから少し離れた、扇のほぼ中央にあるウブドはバリ固有の芸術や伝統文化の拠点となっている古都。初めてのバリ島旅行なら、南部のビーチリゾートに数泊し、続いてウブドでも滞在するのがおすすめです。

COLUMN バリ島の人気ビーチ

COLUMN バリ島の人気ビーチ01

COLUMN バリ島の人気ビーチ02

COLUMN バリ島の人気ビーチ03

島南部に点在する人気ビーチのうち、旅行者が多いおすすめの場所を紹介します。

  • クタ
    バリ島最大規模の繁華街が広がるビーチリゾートエリア。レストランやショップがひしめき合い、ナイトスポットも充実。深夜を過ぎても人の行き来が途絶えることはありません。サーファーやビーチボーイが多く、比較的若者が多く集まっています。
  • レギャン/スミニャック
    クタから北側へレギャン、スミニャックと続きますが、クタから離れるにしたがって喧騒とは無縁になり、次 第に落ち着いたビーチリゾートが続くようになります。最近は、さらに北側のクロボカンにおしゃれなショップや隠れ家レストランがオープンし、リゾートエリアが広がっています。
  • ジンバラン
    クタ南方にある、素朴な漁村風景を残すエリア。何軒かの高級ホテルが建つほか、砂浜に沿ってシーフードレストランがずらりと並んでいます。水平線に沈む夕日を眺めながら、砂浜で魚介類バーベキューを楽しむディナーが人気です。
  • ヌサドゥア
    政府が外国人旅行者のために開発した高級ビーチリゾート。入り口にはセキュリティゲートがあり、他のエリアに比べて治安が万全とあって、小さな子供連れでも安心して滞在することができます。ビーチを目の前にしたホテルが集まっています。
  • サヌール
    バリ島内で最初にリゾート開発が進んだエリア。海沿いにホテルやレストラン、みやげ物店が林立していますが、クタほどの喧騒はなく、静かな滞在を楽しみたい人におすすめです。

COLUMN 至極のスパ&マッサージ

COLUMN 至極のスパ&マッサージ

近年、バリ島滞在での最大の楽しみのひとつとなっているのが上質なスパやマッサージ体験です。島内には大型ホテルやヴィラなどさまざまなタイプのリゾートがそろっていますが、その多くが本格的なスパを併設。各店では、王宮時代から引き継がれたバリ・マッサージを筆頭に、西洋・東洋各地のトリートメント技術や伝統のプロダクトを融合させた独自のメニューを楽しむことができるでしょう。もちろん、街なかなどには路面店も豊富。バリ島では、ぜひ本格スパを体験してみてください。

COLUMN 芸術と伝統文化の地ウブドへ

COLUMN 芸術と伝統文化の地ウブドへ

クタから北へ、車で1時間ほどのところにあるのが山間にのどかな田園風景が広がるウブドです。バリ舞踊や音楽、芸術が盛んなうえに、バリ・ヒンドゥー教の伝統行事が今なおしっかりと息づく地として知られています。「神々のすむ島」、そんな神秘性を体感できることから、南部のビーチエリアとは全く異なる雰囲気が楽しめるエリアといえるでしょう。高級ホテルからリーズナブルな宿まで宿泊施設も豊富にあり、南部に比べて見どころが多いのも特徴です。

サレン・アグン宮殿

サレン・アグン宮殿

ウブド市街の中心地にある、かつてのウブド王朝の宮殿跡。バリ・ヒンドゥー教の教えに従って建てられた幾棟もの建物が敷地内に建ち、赤レンガと石を多様した典型的なバリスタイルの建造物を見ることができます。なお、この敷地内では夜、定期的にバリ舞踊のショーが開催されます。歴史を感じさせる宮殿跡の雰囲気とあいまった、幻想的な舞を楽しんでみてください。

モンキー・フォレスト

モンキー・フォレスト

その名の通り、200匹以上の野生のサルが生息する森。サレン・アグン宮殿から10分ほど歩いた、市街地の外れに位置しています。スタッフが餌付けをしていて、時間になるとたくさんの愛くるしいサルが集まってくるのが見られます。また、森の奥には寺院があり、こちらは人影もまばらで荘厳な雰囲気。市街でのショッピングなど街歩きに疲れたら、のんびりと森林浴を楽しんでみてはいかがでしょう。

グヌン・ルバ寺院

グヌン・ルバ寺院

8世紀にジャワから渡ってきた高僧が渓谷の美しいこの地で瞑想し、建立したと伝わるバリ・ヒンドゥー教寺院。辺りを切り開く際、薬草であるウバドが大量に見つかったことが、ウブドの名の由来といわれています。市街のにぎわいから離れた場所にあり、境内はひっそりと静まり返っています。

ネカ美術館

ネカ美術館

バリ島出身、または島在住の外国人アーティストの作品を展示する美術館。地元のステジャ・ネカ氏のコレクションです。展示物はバリ絵画が中心。スタイル別、時代別に6つの展示スペースに分かれていて、バリ絵画の変遷や歴史を学びながら鑑賞することができるのが特徴です。

アルマ

アルマ

市街から少し離れた場所にあるこちらは、絵画収集家として名高いアグン・ライ氏の絵画コレクションを展示するアートコンプレックス。広大な敷地に美術館やバリ舞踊教室会場、ヴィラなどが集まっています。美術館ではバリ絵画に限らず、インドネシア内外のアート作品を展示。絵画をはじめ、バティックやバリ舞踊、伝統音楽の体験レッスンも開催されています。

COLUMN バリの三大舞踊

COLUMN バリの三大舞踊01

COLUMN バリの三大舞踊02

COLUMN バリの三大舞踊03

バリ島独自に発展したバリ・ヒンドゥー教。人々の生活に深く根付き、独特の伝統文化を育んできました。伝統舞踊もそのひとつ。神々との交感のための神聖な儀式が、異文化との交流により発展したものです。スタイル別に多彩な舞踊がありますが、旅行者が目にする機会の多い代表的なものは以下の通りです。

  • バロン
    奇奇怪怪とした仮面と衣装を身につけた踊り手が目を引くバロンは、バリ舞踊を代表する舞踊劇。もともとは悪魔祓いのために行われていた「チャロナラン」が起源です。バロンとは聖獣のことで、魔女ランダとの終わりなき闘いを表現し、世には善と悪が常に存在することを象徴しているといわれています。
  • レゴン
    鑑賞用舞踊の最高傑作といわれているのが、きらびやかな衣装や装飾品を身につけた女性3人が踊るレゴン。最初に1人が踊り、続いて2人の踊り手が登場するのが基本的な構成で、神と王の繁栄を祈る物語をモチーフにした「レゴン・クラトン」がポピュラーな演目です。ゆったりとした優雅な動きが特徴です。
  • ケチャ
    腰布だけを身に着けた100人前後の男性が松明を囲み、複雑かつ統制の取れた独特のリズムで「チャッ、チャッ」という奇声を繰り返し合唱するのがこちら。この声はサルの泣き声ともヤモリの声ともいわれていて、見終わってからもその音とリズムが強く印象に残る熱気あふれる舞踊です。クライマックスを迎え、トランス状態に入った男性が松明の残り火の上を激しく動く「ファイヤー・ケチャ」も人気です。

COLUMN バリの伝統楽器

COLUMN バリの伝統楽器

バリ舞踊をより神秘的に盛り上げるのが伝統楽器の数々。なかでも、一度耳にすれば忘れられない調べを発するのがガムランです。ガムランとはインドネシアの打楽器の総称ですが、現在バリ舞踊で目にするのはガムラン・ゴン・クビャール。時に激しく、時に静かに叩くことで多彩な音色を表現していきます。ホテルなどで開催されるガムラン教室などで体験するのもおすすめです。

COLUMN 州都デンパサールの魅力

COLUMN 州都デンパサールの魅力

バリ州の州都であり、行政と経済の中心地であるデンパサール。「北の市場」という意味のとおり物産の集積地にもなっていて、魚介類や野菜などあらゆるものが並ぶバリ島最大規模の市場もここにあります。こうしたデンパサールは、旅行者が集まるリゾートエリアとは一線を画す場所。バリの庶民の暮らしぶりの一端を垣間見られる街として、街歩きを楽しんでみてはいかがでしょう。

ジャガト・ナタ寺院

ジャガト・ナタ寺院

デンパサール市内で最大規模を誇るバリ・ヒンドゥー教寺院で、市の中心地にあるププタン広場に面して建っています。境内には宇宙とシヴァ神を象徴しているという塔「パドマサナ」があり、細かな彫刻やバリ独特の建築様式が見もの。特に朝夕の時間には、地元デンパサールの人々が熱心に祈りを捧げる姿を見ることができます。

バリ博物館

バリ博物館

オランダ統治時代にバリの伝統的な建築様式で建てられた展示館には、古代の農耕器具や伝統舞踊のための装飾品、アンティークのバティックなどの手工芸品を展示。バリ島の伝統文化や風習について、詳しくかつ体系的に知ることができる数少ない博物館となっています。

アート・センター

アート・センター

広大な敷地の中に、オープンステージや屋内劇場、美術館などが点在。バリ芸術を一堂に集めた美の殿堂です。美術館には、バリ絵画や木彫り、伝統舞踊の際に用いられる仮面や衣装などが展示されていて、その美しさには息をのむばかり。古い伝統的なものだけではなく、新しい作品も数多く見ることができるのもポイントです。毎年6月に開催されるアートフェスティバルの際は、バリ舞踊などが披露されます。

キンタマーニ

キンタマーニ

島の北部にあり、島内でも屈指の観光名所であるキンタマーニ高原があるところとして知られています。キンタマーニ高原は、標高約1500メートルの高地にあり、バリの避暑地となっている場所。景勝地としても名高く、周囲を見渡せる展望所プネロカンからは、西側にバトゥール山、東側にはアグン山、眼下にはバトゥール湖を一望することができます。昼間でも涼しいので、上着を持参しましょう。ウブドから車で約40分。

ベサキ寺院

ベサキ寺院

島東部を代表する見どころ。バリ島の最高峰であり、聖なる山として崇められているアグン山の中腹にあるバリ・ヒンドゥー教の総本山がこちらです。ヒンドゥー教の三大神を祀る寺院を中心にした複合寺院で、アグン山南麓に点在する大小30もの寺院を総称してこう呼ばれています。各寺ではそれぞれ祀る神々が異なり、祭礼なども個別に行っていて、常に多くの参拝者でにぎわっています。ウブドから車で約1時間20分。

タナ・ロット寺院

タナ・ロット寺院

クタの北方、インド洋の荒波が打ち寄せる断崖に立つバリ・ヒンドゥー教寺院。日暮れ前に観光客を満載したバスが押し寄せる、人気の観光地です。人々が求めるのは、空と水平線を真っ赤に染める夕日をバックに、寺院が黒いシルエットとなって浮かび上がる光景。バリ随一の絶景として必見です。この寺院は16世紀、高僧がこの地の神々しい風景に感動し、海の守護神を祀るために建立したものが起源といわれています。ウブドから車で約1時間。

テガララン

テガララン

ウブド中心部から車で20分ほど。バリ島各所に数あるライステラス(棚田)のなかでも、もっとも美しいと評判のスポットがテガラランです。山の斜面に沿って棚田が整然と続いていて、青稲の頃は特に見ごたえがあります。全景を見渡せる場所にはカフェがあり、のどかな雰囲気とともに人間と自然が作り上げた緑の芸術を満喫することができます。

COLUMN ロンボク島へ小旅行

COLUMN ロンボク島へ小旅行

バリ島から空路で20分という距離ながら、自然環境、生態系、島の人々や文化もガラリと異なるのがロンボク島です。青く澄みきった海が続くスンギギ・ビーチ、イスラム教、ヒンドゥー教など多宗教が融合した寺院、車もバイクもないリゾートアイランドであるギリ3島など、多彩な魅力が詰まっています。快適なホテルも何軒かあり、バリ島とは一味違った旅を楽しむことができるでしょう。バリ島リピーターにおすすめしたいスポットです。

COLUMN 自然の宝庫コモド島

COLUMN 自然の宝庫コモド島

大自然の宝庫インドネシアにあって、日本でもその名が広く知られているのが世界遺産コモド島のオオトカゲではないでしょうか。体長約3メートル、体重100キログラムにもなるという、小型恐竜のような爬虫類です。コモド島の周囲に広がる海域では潮流が激しく、外界から遮断された環境であったため、白亜紀に誕生したというこのトカゲが生き残れたといわれています。レンジャーが同行する早朝出発の観察ツアーに参加できます。

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