国内交通
- 1.空港から市内へ
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- ングラ・ライ(デンパサール)国際空港から市内へ
バリ島のゲートとなる空港で、島最大の繁華街であるクタの南方約5キロメートルの場所にあります。1階の到着ロビーにはタクシー、レンタカーの受付やホテル予約センターなどがあります。バリ島各地へは、エアポートタクシーかホテル送迎サービスのいずれかを利用するのが一般的です。ホテル送迎バスは予約が必要であることが多いので、事前に確認しておきましょう。
- エアポートタクシー
到着ターミナルにあるチケットカウンターで行き先を告げ、チケットを購入。それをドライバーに渡す仕組みです。料金はエリアごとに決められていて、クタまではRp.4万5000、レギャンRp.5万、ヌサドゥアRp.6万5000、デンパサールRp.6万、ウブドRp.7万5000など。クタまでは所要10分ほどです。
- エアポートタクシー
- スカルノ・ハッタ国際空港から市内へ
首都ジャカルタの最寄空港。市街から西へ約20キロメートルの位置にあります。市内までの移動のメインとなるのは、バリ島同様にタクシーとホテル送迎サービスです。
- タクシー
空港にカウンターを持つタクシー会社は複数ありますが、旅行者には信頼性の高いブルーバード・タクシーがおすすめです。到着ロビー外にある同社のカウンター係員の指示に従って乗車してください。料金はメーター制で、空港からの移動の場合はチャージ料と高速料金が加算されます。市内まではおおむねRp.10万ほど。所要時間は40分~1時間ほどですが、朝夕などの混雑時はさらに時間を要することもあります。
- タクシー
- ングラ・ライ(デンパサール)国際空港から市内へ
- 2.国内線
- 数多くの島々が点在するインドネシアだけに、長距離の国内移動は飛行機がメインとなります。ジャカルタ、デンパサール(バリ島)、ジョグジャカルタなど
主要都市を結ぶ国内線は、ガルーダ・インドネシア航空、メルパティ・ヌサンタラ航空など複数社が運航。リコンファームの有無は航空会社によって異なります。 - 3.鉄道
- 鉄道が運行しているのはジャワ島のみ。ジャカルタ~ジョグジャカルタなどを結んでいます。本数は多くありませんが、島内移動には便利です。ジャカルタの最寄駅はガンビール駅で、切符は駅で購入可能。事前に座席を予約することも可能で、観光シーズンとなる7~9月は予約をおすすめします。
- 4.バス
- ジャカルタ、ジョグジャカルタなどのバスは路線が複雑で、不慣れな旅行者にはおすすめしません。バリ島では、おもな観光地を結ぶシャトルバスが便利です。バス会社や旅行会社で予約することができますが、料金は目的地やエアコンの有無などで異なります。
- 5.タクシー
- 近距離を移動する際に活躍するのが「TAXI」の表示を掲げたタクシーです。メーター制が導入されていますが、乗車時にメーターを作動させているか確認しましょう。初乗り料金はRp.5000で、その後は1キロメートルごとにRp.4000ずつ加算されます(時間によって異なります)。なお、「TAXI」の表示のない個人タクシー(白タク)やホテル専用タクシーもありますが、いずれも料金は割高になることが多いようです。
- 6.レンタカー
- おもな国際空港や都市部にあるレンタカー会社、またはホテルで借りることができます。料金は1日US$30~60が目安。舗装されていない道も多く、交通渋滞もあり、交通ルールも日本と異なるなど注意すべき点も多いですが、自由に移動できる魅力的な移動手段でもあります。インドネシアは日本と同じ右ハンドルで左側通行ですが、交通マナーはかなり異なりますので注意してください。なお、日本の国際免許証は適用されません。1カ月間有効の運転免許証を現地の警察署で取得する必要があります。
- 7.ベモ
- 庶民の足として活躍している、ライトバンを改造した乗り合いバスのこと。例えばバリ島なら、島中に路線網が張り巡らされています。時刻表はなく、都市部であればベモターミナルで乗車するか、走行中に合図をして乗り込むことになります。ベモの最大の魅力は、初乗りRp.2000ほどと安価なこと。ただし路線が複雑なので、短距離を移動する際に利用するのがおすすめです。
- 8.ベチャ
- 三輪自転車のことで、自転車の前に座席を設置した乗り物。かつては国内各地で見ることができましたが、現在、都市部で運行しているのはジョグジャカルタなどほんの一部のみ。見かけたら利用してみてはいかがでしょう。料金は交渉制となります。
- 9.フェリー
- 島々を移動する場合、フェリーを利用することもできます。バリ島からロンボク島、ジャワ島への移動なら、比較的短時間な船の旅を楽しむことができます。





