グルメ
東南アジアや中国、インド、西洋など、世界各国の料理が互いに影響を与え合い、長い年月を経て独自の料理を生み出してきたシンガポール。多彩な料理を楽しむことができるグルメ天国でもあります。高級レストランからホーカー・センターまで、味も雰囲気も料金もさまざまに、気分次第で自由自在なグルメ体験が満喫できます。午後のひとときなら、クラシカルなホテルでのハイティーをぜひ。
- 1.シンガポール料理
- 民族構成同様に、中国、マレーシア、インドと大別されるシンガポール料理。伝統料理のほか、それぞれの要素を融合させた料理も豊富です。以下にはホーカー・センターなどで食べられる代表的な料理を紹介します。
- ◆ラクサ
- ココナッツ入りのカレースープとストレートの中華麺がマイルドにからみあう1杯。
- ◆フィッシュ・ボール
- 大ぶりの魚のすり身団子がメインの具材となる汁そば。麺なしのスープ料理となる場合もあります。
- ◆チキン・ライス
- チキンスープで炊いたご飯にゆでた鶏肉を添えるシンガポールを代表する料理。海南式の文字も目印に。
- ◆バ・ク・テー
- 豚スペアリブを漢方でじっくりと煮込んだもの。
- ◆ナシ・レマ
- 東南アジアらしいエスニックな香りの数種のおかずとご飯を1皿に盛った料理。
- ◆ミー・ゴレン
- 東南アジア全域で食べられている、甘辛いサンバルという調味料で炒めた焼きそば。マレー系料理の代表格です。
- ◆ロティー・プラダ
- クレープよりも薄く伸ばした小麦粉生地を焼き、幾重かにまとめたもの。スープ状のカレーにつけて食べます。インド系。
- 2.プラナカン料理
- 中国とマレーシアの料理が融合した独自の料理。中華料理的な食べやすいもの、スパイスの利いた料理などがあります。
- 3.ハイティー
- イギリスの伝統的なアフタヌーンティーのシンガポール版。紅茶とスコーン、サンドウィッチなどをゆったりと優雅にいただくのが本国風ですが、シンガポールではプラナカン料理などをバイキング形式で食べるスタイルも広まっています。


