グルメ
インドやタイの強い影響を受けつつ、インドシナ半島の中央というロケーションから中国やベトナムなど各国の要素も融合させて発展してきたというカンボジア料理。タイほど唐辛子を使わず、インドほど香辛料を使わず、甘酸っぱい味付けで野菜をたっぷりと使うのが特徴です。東南アジアのなかでも、比較的マイルドなエスニック料理といえるでしょう。
- 1.カンボジア料理
- 代表的な料理は、甘酸っぱいスープのサムロー・モチューやサムロー・コッコー、雷魚のフライやココナッツジュースとスパイスで魚を煮たアモックなど。それらの多くに、魚を塩漬けして発酵させて作る魚醤「トゥックトレイ」や魚のペースト「プラホック」が使われます。独特の旨味があり、慣れてくるとやみつきになる味わいです。こうしたカンボジア料理の数々は、レストランや屋台で味わうことができます。庶民の味を求めるなら、屋台料理にもぜひチャレンジしてください。
カンボジアの人々は甘いものを好んで食べるといいます。そのため、ココナッツや米粉を使ったものなど、たくさんのカンボジアスイーツがあります。伝統的なものに加え、米粉とココナッツを使ったワッフル風スイーツなど、西洋と東洋が融合したオリジナルも続々と登場。シェムリアップやプノンペンのしゃれたカフェなどで味わうことができます。


