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<事業報告> カンボジア観光従事者への上級日本語研修

日本アセアンセンターは2019年9月9日、11日及び12日、カンボジアのプノンペン及びシェムリアップにて、同地で活動をする日本語ガイドと観光従事者を対象とした上級日本語研修をカンボジア観光省と共催しました。

この研修は、日本人旅行者の受け入れをする日本語観光ガイドをはじめとするカンボジアの観光従事者に、日本語と日本式のコミュニケーションの更なる向上のための研修機会を設けることで、日本人旅行者へのサービスの改善を目的に開催されました。

研修はプノンペンとシェムリアップの2都市で計3日間開催され、観光ガイド、旅行会社、ホテル関係者など、合わせて147名の参加がありました。「日本人の海外旅行者に関する動向」として、最近の日本人の海外旅行のスタイルや旅行先で期待するものについての講義の後、「旅行者の受け入れの際に役立つ上級日本語講座」として、日々使用している日本語の改善をする講座が設けられました。最後に、文化の違いから生じるトラブルを回避するための「日本人旅行者とのコミュニケーション方法」として専門家より講義がありました。また旅行者が最も接する機会の多い観光サービス従事者は観光地の印象に大いに影響することや、他文化圏からの来訪者との架け橋となる重要な役割を担う点が強調されました。

参加者からは、日本人旅行者との会話やコミュニケーションに役立つ内容であったこと、また日本語を改めて学ぶ機会が少ないことから、同様の研修を今後も求める意見が多くあげられました。

本事業は外務省による日メコン交流年事業として認定されています。

期間: 2019年9月9日、11日、12日
場所: カンボジア プノンペン、シェムリアップ
参加人数: 147名 (3日間合計)

トン・コン観光大臣の上級代理、パク・ソコム閣下による開会の辞

研修中の参加者

主催者、講師、参加者の記念撮影