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藤田正孝・事務総長による埼玉大学での出張講義

 

 藤田事務総長による出張講義の様子

 

2016年6月2日、藤田正孝・日本アセアンセンター事務総長が埼玉大学にて出張講義を行いました。同講義は、センターが埼玉大学からの要請を受け実施し、5月19日のヴィラック クオン貿易投資部・部長代理による講義に続くものです。今回の講義には約30名の学生が参加しました。

講義にて、藤田事務総長は「付加価値貿易(Global Value Chains)からみるASEANと日本、ASEANと世界の経済関係」と題し、付加価値貿易という視点から、ASEAN経済について解説しました。また、参加学生からは藤田事務総長に対し、GVCの国内総生産(GDP)や外国直接投資(FDI)との関係性においてシンガポールが他のASEAN諸国とは状況が異なる理由や、ASEAN諸国が中所得国の罠を回避する方法、また各国の社会発展に向けた取り組み等について、活発に質問が寄せられました。

また、講義を終了後、藤田事務総長は山口宏樹・埼玉大学学長と懇談しました。山口学長は、学外から講師を迎えることで良い出会いがあることの意味の大きさについて言及しつつ、センターが埼玉大学にて過去数年に亘り実施してきた出張講義に対し謝意を表しました。更に、藤田総長は、埼玉大学が国際社会に貢献する人材を育成することを目指して実施している特別教育プログラム「Global Youth」について説明を受けました。

 

山口・埼玉大学学長との懇談の様子