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日本アセアンセンター、中国アセアンセンター、韓国アセアンセンターによる第7回非公式三者会合を実施

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中国アセアンセンター・杨秀萍 事務総長(左)、日本アセアンセンター・藤田正孝 事務総長(中央)、
韓国アセアンセンター・キム ヨンスン事務総長(右)

 

2016年4月19日、日本アセアンセンター・アセアンホールにおいて、日本アセアンセンター(藤田正孝 事務総長)、中国アセアンセンター(杨秀萍 事務総長)および韓国アセアンセンター(キム・ヨンスン事務総長)の間で、非公式会合が開催されました。本会合は本年1月にフィリピン・マニラで開催されたASEAN観光大臣会合の際に三事務総長間で行われた会合に続くものであり、日本で初めて実施される三者会合となりました。 

本会合は、日中韓のアセアンセンターをより大きなASEAN+3の枠組みにおける貿易と投資を促進するため最大限に活用すること(第17回ASEAN+3首脳会議、2014年、第27項)、また、東アジアビジネス・カウンシル(EABC)及び日中韓三国協力事務局(TCS)等の外部機関とより大きな相乗効果を生み出すこと(第18回ASEAN+3首脳会議、2015年、第26項)といったASEAN+3首脳による近年の要請に対応することをひとつの目的として開催されたものです。

会合では、各国のアセアンセンター間及び同三者と外部機関との協力・事業連携について議論が行われるとともに、各センターの優良事業例についての情報共有と活発な意見交換が行われました。また、三者はEABC及びTCSと個別の会合を設け、同2つの組織との今後の具体的な協力の在り方ついて協議しました。

三事務総長はASEAN+3首脳による要請に応え、相互の協力を推進していくことを再確認し、中国アセアンセンター及び韓国アセアンセンターが実施予定の人物交流事業に、互いに参加することに合意しました。また、三事務総長はEABCについては双方の事業予定について情報を関係者と共有することで合意し、更にTCSについてもTCS主催の特定の交流事業に参加することで一致しました。

三者間での実施が見込まれる協力事業は、小規模な取り組みであっても、ASEAN+3の枠組みでの関係強化に寄与するものであり、東アジアの地域協力を促進させる取り組みとして期待されています。

 
三者会合の様子

三者会合の様子

中国アセアンセンター代表団

中国アセアンセンター代表団

 

韓国アセアンセンターの代表団

韓国アセアンセンターの代表団

 

EABC小野氏による発表

EABC小野氏による発表

日中韓三国協力センターの代表団 楊厚蘭 事務局長(右から2番目)

日中韓三国協力センターの代表団
楊厚蘭 事務局長(右から2番目)

 

三者会合参加者による集合写真

三者会合参加者による集合写真