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<事業報告>「未来のリーダー達による国際海洋プラスチックごみに関する日ASEAN協力宣言」プロジェクト宣言式を開催しました

日本アセアンセンターは、今年度、日本とASEAN加盟国の国際海洋プラスチックごみ問題について、学生イニシアティブの宣言の採択・発表を行う初の試みである「未来のリーダー達による国際海洋プラスチックごみに関する日ASEAN協力宣言」プロジェクトの宣言式を、2021年3月16日(火)に開催・オンラインにてライブ配信(160名参加)しました。

昨年 11 月より始動した本プロジェクトでは、ASEAN 加盟 10 ヵ国および日本より選出された 22 名の大学生・ 大学院生が、同分野の研究界を牽引する九州大学 磯辺篤彦教授およびノーベル物理学賞受賞者である東京大学 梶田隆章教授(2015 年「ニュートリノ振動の発見」)の指導のもと、国際海洋プラスチックごみに関する課題と 政策提言に関して協議し、宣言書を作成しました。

宣言式は、日ASEAN政府関係機関、関連国際機関及び民間企業等を招いて開催しました。ASEAN 事務総長リム・ジョクホイの開会の辞(録画)から始まり、学生代表による宣言を経て、東京 大学 梶田隆章教授、一般社団法人日本 UNEP (国連環境計画)協会代表理事 鈴木基之氏、サントリーホールディングス株式会社 サステナビリティ推進部部長 輿石優子氏、九州大学 磯辺篤彦教授、そして日本・カンボジア・インドネシア・ベトナムを代表する学生によるパネルディスカッション「現在のリーダーから未来のリーダーへの教え」 が繰り広げられました。なお、2020年12月12日に開催された第3回準備セッションに続いて、本宣言式についても一般社団法人NHKインターナショナルの取材撮影が行われました。宣言式の概要は、下記のとおりです。

1.ASEAN 事務総長 リム・ジョクホイによる開会の辞

  1. ノーベル物理学賞受賞者 東京大学 梶田隆章教授による基調講演
    表題:「宇宙と人類と自然の共存の視点」

3.「未来のリーダー達による国際海洋プラスチックごみに対する日 ASEAN 協力宣言」学生代表による代読
-早稲田大学 創造理工学部環境資源工学科 藤川 真智子氏(日本)
-九州大学 (農学部生物資源生物環境科学府) 内田 祐紀哉氏 (日本)
-広島大学大学院 経済学博士課程 バンドス・ロス 氏(カンボジア)
-熊本大学大学院 環境化学修士課程 ヌルラティファ氏(インドネシア)
-富山県立大学大学院(環境・社会基盤工学修士課程修士課程)シェルヴィ・サントソ氏(インドネシア)
-京都大学大学院(環境マネジメント学修士課程)ツイ・テエン・トラン氏(ベトナム)

  1. ノーベル物理学賞受賞者 東京大学 梶田隆章教授による祝辞

5. 九州大学大気海洋環境研究センター 磯辺篤彦教授による祝辞

  1. パネルディスカッション 表題「現在のリーダーから未来のリーダーへの教え」
    ファシリテーター: 国際機関日本アセアンセンター 事業統括長代理 天野富士子
    パネリスト: ノーベル物理学賞受賞者 東京大学 梶田隆章教授
    パネリスト: 一般社団法人日本 UNEP 協会 代表理事 鈴木基之氏
    パネリスト: サントリーホールディングス株式会社 サステナビリティ推進部 部長 輿石優子氏
    パネリスト: 九州大学大気海洋環境研究センター 磯辺篤彦教授
    学生代表:
    -広島大学大学院 経済学博士課程バンドス・ロス氏(カンボジア)
    -富山県立大学大学院 環境・社会基盤工学修士課程 シェルヴィ・サントソ氏 (インドネシア) -京都大学大学院環境マネジメント専攻 ツイ・テエン・トラン氏(ベトナム)
    -早稲田大学 創造理工学部環境資源工学科 藤川真智子氏