1. ホーム
  2. 観光事業

<事業報告>ガストロノミーツーリズムに関する研修を実施

日本アセアンセンターは、ASEAN加盟10カ国から管理職レベルの観光従事者を招聘し、ガストロノミーツーリズムをテーマに研修を実施しました。ガストロノミーツーリズムとは、その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食を楽しみ、その土地の食文化に触れることを目的とした観光です。食は旅の楽しみのひとつですが、単に食事を提供するだけではなく、土地特有の食文化の紹介・継承や生産者や地元コミュニティとの連携を通じ地方の活性化に貢献するなど、持続可能な取組みが可能です。

ASEANからの参加者は、和歌山県の豊富な食材や食文化を活用した様々なプログラムや取組みを学びました。

  • 期間: 2019年11 月17 日~23日
  • 場所: 和歌山県
  • 参加人数: 12名
  • 協力: 和歌山県 

 

秋津野ガルテン

醤油発祥の地、湯浅

高野山

勝浦漁港でまぐろの競りの説明を聞く参加者

主な内容

1日目

来日

2日目

和歌山大学にて講義・発表

日本の海外旅行市場、和歌山県概要および県のガストロノミーツーリズム、ガストロノミーツーリズム概要、各国および和歌山大学生によるガストロノミーツーリズムに関するプレゼンテーション

3日目 午前:かつらぎ町(果物農園視察)
午後:高野山(精進料理、宿坊に関する研修および主要観光施設視察)
4日目 午前:湯浅町(醤油発祥の地。伝統的な醤油製造所、資料館を視察)
午後:秋津野(秋津野ガルテンにてグリーン・ツーリズム施設視察・研修)、田辺市熊野ツーリズムビューロー(観光センターおよび熊野トラベル視察およびツーリズムビューローの取組みについて研修)
5日目 午前:勝浦漁港(まぐろ市場視察・研修)
午後:熊野古道(主要箇所視察・研修)、勝浦漁港(にぎわい市場視察・カツオを活用した体験プログラムに関する研修)
6日目 午前:まとめ(参加者が、今回の研修内容を活用し作成した各国のガストロノミーツーリズムプログラム等を発表)
7日目 帰国