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カンボジア 「サンボー・プレイ・クック」が世界遺産に登録

サンボー・プレイ・クック -古代イーシャーナプラの遺跡-がカンボジアの3つ目の世界遺産として登録されました。

クメール語で「豊かな森の寺」を意味するソムボー・プレイ・クック遺跡群は6世紀後半から7世紀初期に栄えた、チャンラ王国の首都であるイーシャーナプラとして見なされてきました。この25平方キロメートルの範囲に及ぶ都市跡は、城郭都市の中心と数々の寺院を含み、その中の10の寺院は東南アジアでは珍しく八角形です。

この遺跡で見られる装飾された砂岩の要素はソムボー・プレイ・クックスタイルとして知られており、アンコール期前の装飾的な表現法の特徴です。その中でも、まぐさ石、ぺディメントや列柱はまさに傑作といえます。ここで発展した芸術や建築は、周辺地域の手本となり、アンコール期特有のクメールスタイルの土台となりました。

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Photo from the Ministry of Tourism Cambodia