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藤田正孝・事務総長が「おおいたASEAN交流促進シンポジウム」にて基調講演を実施

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 おおいたASEAN交流促進シンポジウムで基調講演を行う藤田総長

 

2017年7月20日、藤田正孝・日本アセアンセンター事務総長は大分県別府市で初開催された「おおいたASEAN交流促進シンポジウム」にて基調講演を行いました。シンポジウムは、おおいたASEAN交流促進協議会によるキックオフ・イベントとして実施され、120名程の参加者を集めました。

藤田総長による基調講演は、広瀬勝貞・大分県知事による開会のご挨拶に続き行われました。「ASEAN設立50周年:新時代を迎えるASEANと日本」と題した講演の中で藤田総長は、ASEANの50年の歴史の概略及び日ASEAN関係の発展について、ASEANの経済統合とその日本への影響に特に焦点を当てながら、解説しました。また、講演後には「おおいた・別府をASEAN諸国との交流拠点にするために」をテーマとしたパネル・ディスカッションが行われました。

大分県は、国際交流基金主管で、主にASEAN諸国の中学・高校を対象に、日本語教師のアシスタントや日本文化の紹介を行う人材を派遣する「日本語パートナーズ」事業の研修地に選ばれています。また、別府市にある立命館アジア太平洋大学では、多くのASEAN諸国出身の留学生が在籍していることもあり、大分県では同大学とも連携し、ASEAN諸国との交流機運の醸成を図る取り組みを強化しています。

センターでは、地方自治体によるASEAN諸国との交流ネットワークを構築・強化するための取り組みを、引き続き支援していきます。